健康にいいと言われるきな粉。
好きな女性も多いですが、おやつとなると和菓子か、クッキーか、、、
毎朝牛乳や豆乳に混ぜて飲むぞ!と意気込んだものの、
しばらく経って、あれ?結局残りを使わずに残っちゃったー、
なんていう運命をたどるきな粉も多いような。。。
少なく見えるあの袋、使ってみるとなかなか減らないんですよね。
なんでしょうね、きな粉七不思議の一つでしょうか。。。
そんなわけで、今回はきな粉と豆乳を使用した優しい味わいのおやつです。
小さなお子さんのおやつにも最適ですよ。
年配の方にも喜ばれるので、お遣い物としてもおすすめです。
お正月に余りがちなきなこを使って、簡単スイーツにチャレンジ!
豆乳きな粉のブランマンジェ
【材料】
豆乳(成分無調整) 100g
砂糖 15g
きなこ 5g
ゼラチン 2g
生クリーム 70g
あんこ又は小豆煮 適量
【作り方】
① ゼラチンをふやかす
最初に氷水を作り、その中に板ゼラチンを入れてふやかします。
粉ゼラチンの場合は氷水を作って10gの冷たい水を小さな器に計って、
その中に粉ゼラチンを振りいれてふやかしておきます。
粉ゼラチンは5倍の水でふやかします。
② 豆乳を火にかけて沸騰直前まで温める。ゼラチンを入れて溶かす。
豆乳は沸騰させるとタンパク質が凝固してボソボソになります。
沸騰させずにゼラチンがしっかり溶ける温度(50度以上)まで温めましょう。
ゼラチンは火を止めてから入れてください。
③ ボールに砂糖ときなこを入れてよく混ぜ、そこに豆乳を少しづつ入れながら溶かす。
きなこはだまになりやすいのでお砂糖と混ぜておきます。
溶けやすいお砂糖と手をつないで助けてもらう作戦です。
その時豆乳は少しづつ、少しづつ入れましょう。
最初のペースト状の時点で滑らかに混ざればダマになることはありません。
④ 全て混ざったら裏漉しして氷水に当てて冷やす。冷たくなったら生クリームを入れる。
氷水に当てて温度を下げていきます。
その時にボールに当たる部分が一番冷えていますので、
ゴムベラでボールをこそげるようにしながらまんべんなく混ぜていきます。
間違っても氷水の上に乗せたまま放置しないように!
豆乳を指で触って冷たいな!と思うくらいになったら、
冷蔵庫で冷やしておいた生クリームを加えてしっかり混ぜます。
⑤ とろみがついたら器に流して冷蔵庫で固める。
そのまま氷水に当てながら混ぜていくと、プルンととろみがついてきます。
一瞬表面がピカッと艶が出て光るので、そうなったら氷水から外します。
外してすぐはボールがまだ冷たいので固まっていきますから、
しばらくは手を止めずに混ぜ続けてください。
器に流し冷蔵庫で固めます。
⑥ お好みで甘く炊いた小豆やあんこ、メープルシロップを掛けて召し上がれ。
甘さを抑えていますので、甘みが足りない方はメープルシロップや黒蜜をかけてくださいね。
小豆やあんことの相性もバッチリです!
器にあんこを忍ばせて、その上からブランマンジェを流して固めても。
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ゼリーやブランマンジェを口どけよく仕上げるために大事になるのが、
しっかり冷やして固まる直前に器に流す!ということです。
「どうせ冷蔵庫で固まるんだから熱いままで流しても同じじゃない?」
という声も聞きますし、実際そんなレシピもいっぱい存在します!
ですが器に流し固まるまでの時間に、混ざり合った材料が少しづつ分離するのです。
これは比重が異なるから起きること。
全ての材料を均一な状態にして固めることが、
滑らかで口どけの良い冷たいデザートを作る大きな鍵ですよ。
これは常温に出した時に溶けやすいかどうかにも影響してきます。
ホッとする美味しさのきな粉のブランマンジェ。
家族みーんなでほっこり優しいおやつタイムをどうぞ。